トライアスロン審判員は何をする人で、どんな資格が必要?

トライアスロン競技をしていると、必ず見かける白黒のウェアを着た人
あれは審判員資格を持ったトライアスロン審判員であり、競技を行う選手たちの公平性と安全性を守るために大会で活動を行なっています。
どんな人が審判員をやっているかというと、トライアスロン競技者(現役、経験者)だけでなく、スポーツボランティア経験から資格を取得して審判員をしている人や、社会人、学生、セカンドライフとして実施している人など多用な背景の方々で構成されているんです。
毎年審判員の新規募集も行なっており、登録している地元の大会だけでなく、他県の大会に参加して全国の審判員と仲良くなるなんて事もやり甲斐の一つだったり。
でも、トライアスロン競技の公平性と安全性を守るため、競技ルールと大会運営に関する知識と経験の習得が重要で、その内容によって審判資格もレベル分けが行われています。
【審判員資格の種別】
・第 3 種公認審判員 ・・・ 審判はまずは3種から。基本的なルールを習得している方となりますので、大会では各ポジションのメンバとして定点監視や誘導対応など実施頂く場合が多いです。
・第 2 種公認審判員・・・ 経験の積んだ次のステップが2種。2種になると各ポジションのチーフがアサインされる事も多く、ポジション内の運用管理とTD/HRへ迅速な情報連携など重要業務が多くなってきます。
(みんな大好き日本選手権は2種以上の資格者でないと対応できない事が多いです)
・第 1 種公認審判員・・・国内審判員のトップです。各大会でTDやHRといった大会運営の要を経験し、大会全体を俯瞰した目線が求められます。
ここまでは国内大会の審判資格となります。ワールドトライアスロン主催の国際大会になると、これとは別の国際審判資格が必要となりますが、まずは国内から取得をしましょう〜
【ポジション、役割】
国内大会(海の森大会等)における審判のポジション種別、と主な役割
| ポジション | 役割 |
| スイム | スイムエリアで陸上での選手誘導や選手監視と、水上ボートで移動監視、ビデオ撮影を行います。ライフガードと連携して水難事故防止のための情報連携や選手引上げサポートも行います。 |
| バイク | 一番距離の長いバイクコースで選手誘導、定点監視、落車発生時の緊急対応など。バイク選手が来る事の旗揚げによる情報通知や、モーターバイクに乗っての選手誘導、ドラフティング監視、ラップ対応なども。 |
| ラン | ランコース上の選手誘導、選手監視(熱中症の兆候など)。バイクに乗ってトップ選手の誘導も。 |
| フィニッシュ | フィニッシュでの順位判定、エイド対応など |
| トランジション | トランジションの設営、選手管理、選手誘導。エリア内には選手以外入らないよう管理が必要。またスイム・バイク・ランとコースが重複する部分もあり、各ポジションTOとの連携も必要。 |
| レジストレーション | 選手の受付対応。多くの選手が受付対応をするため、事前にスムーズに捌けるよう計画が必要 |
| エイド | 選手へのドリンク補給対応。水分量だけでなくコップ残数の管理や、選手が受け取りやすい配置の工夫など必要 |
| HR(審判長) | 大会当日のペナルティーや着順、競技ルール全般の判定を行う責任者。大会開催時に一番動く人 |
| CRO(チーフ・レース・オフィシャル) | 国内では主に大会に必要となる物資・資材の手配管理を行う。天気を予想しての水や氷の発注や関係者昼食の手配など大会準備から終わりまで働く人 |
| TD(技術代表) | 大会のコース設計、競技ルール、アスリートガイドなどの資料作成、審判のポジションアサイン、審判向け説明対応など、大会開催までずっと大変な人 |
| 大会実行委員会 | 審判ではありませんが、大会運営管理・予算管理・外部組織連携など大会全体を委員会としてコントロール |
※エリート大会や大会ローカルルールによっては異なってきます。
※国内ローカル大会では、これにプラスしてコース設営、撤収作業(コーン配置、フィニッシュゲート、トランジションラック、物資運搬)など体力トレーニングできるお仕事も多し。
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